診療案内SERVICE
私たちの願い
大切な人と、ずっと元気で
笑顔でいられますように
できるだけ長く、行きたいところに
行けますように
人生の最期まで、おいしいものを
おいしく食べられますように
当院はご遠方からお越しいただく患者さまも多いため、次のような工夫をしております。
●できるだけ通院回数を減らし、なるべく早い咀嚼機能の回復(オオタニメソッド)をめざします。
●治療中はもちろん治療後もできるだけ痛みや腫れを抑えること(オオタニメソッド)を心がけています。
●恐怖心の強い方には静脈内鎮静法での手術をおすすめしています。
うとうとと眠っている間に手術を終え、術中のことは一切わからないように配慮いたします。
インプラント治療の流れ
まずは口腔内を詳しく検査し、お一人お一人に合わせた治療計画の立案、患者さまへのご説明を行います。同意をいただけましたら、治療計画にもとづき外科手術を行い、歯を失った部分の顎の骨にインプラント(人工歯根)を埋入します。
埋入後はインプラントが骨と結合するために数ヶ月の期間をおき、治癒を確認できたら、インプラントにアバットメント(義歯との連結部分)を装着します。さらに歯肉が治癒したら、最後にお口の形状や患者さま一人一人のかみ合わせに合わせた上部構造(被せ物)をアバットメントに装着して終了です。
以上が一般的なインプラントの流れです。さらに当院では、インプラントの埋入前に顎の骨を増やしたり(骨造成)、インプラントの埋入と人工歯の装着を同時に行ったり(即時荷重インプラント)するなど、症例に合わせて難易度の高い治療法にも対応しております。
少数歯欠損
- 歯を1~2本失ってしまった
- 先天的に歯が足りない
- 部分入れ歯が合わない
歯は互いに支え合っているため、1本でも抜けてしまうと後ろの歯が傾いたり、反対側の歯が伸びたりして、かみ合わせがずれてしまいます。
そのため、入れ歯、ブリッジ、インプラントのいずれかで補うことになりますが、入れ歯は違和感がある、取り外しが面倒などの理由で使わなくなる方が少なくありません。ブリッジもまた、前後の健康な歯を大きく削るというデメリットがあります。一方、インプラントはしっかりと噛むことができ、周囲の歯を削る必要もありません。
以上の理由から、当院では先天性欠損を含めて1~2本の歯の欠損はインプラント治療で補うことをおすすめしています。
当院で実際に行ったインプラント治療の臨床例は、ブログをご覧ください。
※自由診療です。
※リスク:適切なメンテナンスを行わない場合、インプラント周囲炎を発症するリスクがあります。
多数歯欠損
- 歯を3本以上失ってしまった
- 歯がほとんど残っていない
- ブリッジを支えていた歯がダメになった
欠損した歯が増えてくるとブリッジでは対応できないため、治療の選択肢は入れ歯またはインプラントになります。
入れ歯は大きくなればなるほど違和感が増し、クラスプ(金属バネ)がかかる歯にも大きな負担がかかります。さらに、噛む力も低下するため咀嚼しにくくなり、審美的にも機能的にも問題が生じやすくなります。
一方、インプラントはそれぞれが人工歯根で自立しているため、多数歯欠損の場合もしっかりと噛むことができ、周囲の歯に負担をかけることもありません。
当院で実際に行なったインプラント治療の臨床例はブログをご覧ください。
※自由診療です。
※リスク:適切なメンテナンスを行わない場合、インプラント周囲炎を発症するリスクがあります。
フルマウスリコンストラクション
- ほとんど歯が残っていない
- 義歯治療を何度も繰り返している
フルマウスリコンストラクションは顎関節や顔貌を確認した上で、口腔内全体の機能や審美性を回復するために行う歯科治療です。重度の歯周病や深刻な不正咬合などによって、口腔機能が大きく損なわれた患者さまに適応されます。
当院ではフェイススキャンや口腔内スキャナーを用いて、かみ合わせや顎関節の状態を確認し、歯だけでなく土台である顎から適切な状態になるよう治療を行います。
※自由診療です。
※リスク:一般的な歯科治療に比べて治療期間が長く、数ヶ月から1年ほどかかる場合もあります。
包括的治療
- お口全体をしっかり治したい
- 専門的な治療を受けたい
- お口の悩みを根本から解決したい
包括的治療とは、それぞれの分野を専門とする歯科医師が協力しながら、口腔内全体の機能性と審美性を高めるための治療です。
治療内容はインプラントのみならず、歯周病治療、根管治療、矯正治療などを組み合わせます。
当院では包括的治療を行うために、必要に応じて矯正歯科や根管治療などを専門的に行う医療機関をご紹介し、密に連携しながら治療を進めていきます。
かみ合わせ不良(ズレ)
- 前歯が大きく前に出ている
- 上下の歯がかみ合わない
- 受け口が気になる
上下の歯がきちんとかみ合わない不正咬合には、上顎前突(出っ歯)・下顎前突(受け口)・開咬・叢生などいくつかの種類があります。矯正治療や被せ物を被せる治療で改善するケースがあるのですが、かみ合わせのズレが大きい場合や顎の上下の骨格の不調和がある場合は、インプラントや骨切りを含めた外科処置が検討されます。
当院はお口全体のかみ合わせを再構築する治療も得意としておりますので、かみ合わせでお困りの方はお気軽にご相談ください。
※自由診療です。
※リスク:一般的な歯科治療に比べて治療期間が長く、数ヶ月から1年ほどかかる場合もあります。
顎関節症
- 顎からガクガクと音がする
- 口を大きく開けられない
- 口を開くと顎やこめかみが痛い
お口を開けると痛むなどの症状が何日も続いていたり、お口を大きく開けられなかったりする場合は、顎関節症の可能性があります。顎関節症の原因はさまざまですが、かみ合わせが要因の一つであることがわかっています。
当院ではお口全体を詳しく調べ、顎関節やかみ合わせが適切な状態になるよう治療を進めていきます。
顎変形症
- 顔が歪んで左右非対称になっている
- かみ合わせが悪く咀嚼が難しい
- 事故で顎の骨を損傷した
顎変形症とは、上下の顎の位置や形状に問題があり、かみ合わせが大きくずれている状態のことです。放置すれば咀嚼や発音がうまくできないほか、顎関節の痛みや不快感、お顔の歪みなど多くのトラブルにつながります。治療は外科矯正治療含む骨切りが必要となります。
当院では症状の改善と生活の質向上をめざし、適切な治療法をご提案いたします。
抜歯即時インプラント
- 治療期間をなるべく短縮したい
- 手術の回数を減らしたい
通常、抜歯後にインプラントを埋入する場合は、骨や歯ぐきが回復するまで2~6ヶ月ほど待つ必要があります。抜歯即時インプラントは歯を抜くとと同時にインプラントを埋入する治療法です。
抜歯とインプラント埋入を同日に行うことで、手術回数が減る、治療期間が短縮されるなど、ご負担を軽減することができます。
ただし、歯周病になっているなど抜歯即時インプラントが適応できないケースもあるため、歯科医師とよくご相談ください。
抜歯即時インプラントには「適応できる条件」があり、その条件を満たさない場合は治療を受けられないことがあります。
※自由診療です。
※リスク:通常のインプラントに比べて、手術時に細菌感染を起こすリスクが高くなります。
サイナスリフト
- 顎の骨量が不足しているといわれた
- 歯周病で失った歯をインプラントにしたい
- 歯を失ってから時間が経っている
サイナスリフトは、上顎臼歯部の骨の厚みが不足している場合に、インプラントを埋入するために骨の再生を促す骨造成の一つです。上顎の頬あたり、鼻の横辺りにある空洞「上顎洞(サイナス)」の底部を持ち上げ、空いたスペースに骨補填材を詰めることで骨を再生させます。
骨が再生・安定するのを待ってからインプラントを埋入するため、治療期間が長くなりますが、骨量がかなり少ない方でも多くのケースでインプラント治療を受けられるようになります。
※自由診療です。
※リスク:骨造成を行わない場合に比べて治療期間が長くなり、腫れや痛みのリスクも高くなります。
GBR(骨造成)
- 顎の骨量が不足しているといわれた
- 歯周病で失った歯をインプラントにしたい
- 歯を失ってから時間が経っている
インプラントを埋入するためには、顎の骨にある程度の量や厚みが必要です。GBRは「骨誘導再生法」とも呼ばれ、歯周病などによって損なわれた顎の骨の再生を促す骨造成の一つです。
GBRでは、歯ぐきを切開して骨を増やしたい場所に骨補填材または患者さま自身の骨(自家骨)を充填し、チタンメッシュや「メンブレン」と呼ばれる人工膜で覆います。こうすることで、骨の再生を阻害する繊維芽細胞の侵入を防いで、骨の再生を促すことができます。
※自由診療です。
※リスク:骨造成を行わない場合に比べて治療期間が長くなり、腫れや痛みのリスクも高くなります。
即時荷重インプラント
- 治療期間をなるべく短縮したい
- 歯がない期間を作りたくない
- 折れた前歯をすぐに回復させたい
通常のインプラント治療では、インプラントを埋入後に骨としっかり結合するまで2~3ヶ月ほど待ってから人工歯を装着します。それに対し、即時荷重インプラントはインプラントを埋入直後から1週間後に人工歯を装着して、すぐに噛む機能を回復させる治療法です。
インプラント埋入と歯の装着を同日に行うことで、治療期間が短縮される、歯のないまま生活する期間をできるだけ少なくするなど、ご負担を軽減することができます。
ただし、口腔内の負荷が大きく適応できないケースもあるため、歯科医師とよくご相談ください。
即時荷重インプラントには「適応できる条件」があり、その条件を満たさない場合は治療を受けられないことがあります。
※自由診療です。
※リスク:通常のインプラントに比べて、手術時に細菌感染を起こすリスクが高まります。
インプラント
オーバーデンチャー
オーバーデンチャー
- インプラントの本数をなるべく少なくしたい
- 入れ歯のまま安定性を高めたい
- 取り外せる義歯にしたい
インプラントオーバーデンチャーは、インプラントと入れ歯を組み合わせる治療法です。片顎に2~4本のインプラントを埋入し、その上に取り外し可能な入れ歯を装着します。
歯ぐきで支える一般的な入れ歯に比べて、インプラントが固定源となることで噛む力や安定性が向上します。総入れ歯と部分入れ歯のどちらにも適応可能で、今お使いの入れ歯を利用できる場合もあります。
通常のインプラント治療に比べて埋入する本数が少なくすむため、手術に不安のある方や費用を抑えたい方にもおすすめできる治療法です。
※固定型の入れ歯(ボーンアンカータイプ)と比較すると、摩耗などにより人工歯が取れたり割れたりするリスクがあります。
※自由診療です。
※リスク:部分入れ歯の場合、残っている天然歯のむし歯リスクが高くなります。
インプラント補綴(上部構造)
- インプラントの人工歯を交換したい
- インプラントの人工歯が欠けてしまった
インプラント補綴では、インプラントの人工歯(上部構造)部分の交換を行います。
上部構造の接合方法には、「セメント」と「ねじ」の2通りがあります。当院では「ねじ」を使用しているため、歯ぐきの腫れなどのトラブルが起きた場合にすぐに外すことができますが、セメントで固めてしまうと上部構造全体を壊すしかありません。上部構造にはおもに高価なジルコニアが用いられるため、外したあとも再利用することで経済的なご負担が少なくすみます。
さらに当院では、アバットメントの上に特殊な加工をしたフレームを装着して強度を上げることで、上部構造が破損するリスクを軽減しています。
※自由診療です。
※リスク:歯ぎしりや食いしばりがある場合などは、人工歯(上部構造)が破損しやすくなります。
先天性欠損歯
- 乳歯が抜けない
- 永久歯が生えてこない
- 先天性欠損歯と診断された
先天性欠損歯とは、生まれつき歯の数が不足している状態のことです。放置するとかみ合わせがずれてしまうため、一般的には矯正治療でスペースを確保し、最終的に入れ歯、ブリッジ、インプラントのいずれかの義歯治療を行います。
ただし、入れ歯は数年ごとに作り直しが必要であり、ブリッジは前後の健康な歯を削るため、歯の寿命を大きく縮めてしまいます。
先天性欠損歯の方の多くが若いうちに義歯を入れることになるため、機能性と審美性、そして耐久性にすぐれているインプラント治療を選ばれる方が多いです。ただし、インプラントは20歳を過ぎて完全に骨格の成長が止まっているのを確認してからの適応となります。
※先天性欠損歯が6本以上あるなど、いくつかの条件を満たすと保険が適用される場合があります。詳しくは歯科医師にお尋ねください。