Case007 下顎左5.6番 骨再生

62歳女性
下顎左側5番抜歯。
インプラント周囲の骨量をふやす処置の併用。
左下側、中央から5番目の歯を抜歯せざるを得ない状態でしたので抜歯し、抜歯した後の穴を良好な状態に保つための処置を行いました。

歯を支える骨の量も減少していたため、骨の量を増やす処置を併用してインプランを埋入しました。

インプラント周囲の骨の量を増やす再生治療の様子です。





患者様の口の中でかぶせ物を作ることは現実的に不可能ですので、お口の中と全く同じ形状の模型で再現します。
この模型上で、かぶせ物を作っていき、形や位置などが精確にフィットするように確認します。

歯肉の中の部分の形態への配慮も重要です。


埋入したインプラントの位置や角度を、模型上に精確に再現するための型取りです。
この型取りの精度が、最終的なフィット感や噛み合わせ、どれだけ長持ちするかに影響します。

かぶせ物を装着する前の状態です。この歯肉の形態とかぶせ物の形態が同じであることが大切です


最終のかぶせ物を装着した状態です。
レントゲンで見てもインプラントの周囲に十分な骨があり、しっかり結合していることが確認できます。