Case005 上顎右2番

31歳女性です。痛みを訴えて来院されました。

上右側にある中央から2番目の歯が痛むということでした。

患部を開くと、この歯の根が割れていることがわかりました。
このまま放置すると周囲の骨が感染してさらに腫れたり痛んだりするため、抜歯しなければなりません。骨の量も減少していたので、骨を増やす処置を行いました。

抜歯したままだと、その両隣の歯が傾いたり、歯を支える骨が減ってしまうことになるため、インプラントを埋入しました。
コンピューターを使って精密に設計した歯を装着します。

インプラントとかぶせ物をつなぐ部分にジルコニアという白くて強度のある素材を使用しています。
金属と違い光を透過させるので、より天然の歯に近い外見となっています。