Case003 上顎右側5.6番

65歳の女性です。
上の右側、中央から5・6番目の奥歯が抜けており、
主治医よりインプラントをすすめられて当院に来られました。
できるだけ腫れずに、痛くない治療を希望されていました。

CT撮影したところ、骨の量、歯肉の厚みなどが十分であったため、コンピューター解析にもとづいてインプラントを埋入する治療計画を作成しました。

コンピューター上の設計が、実際の治療で精確に再現されるように「サージカルガイド」という器具を用います。
インプラントの埋入角度や深さをガイド(誘導)するもので、設計通りの位置に埋入することができます。

計画通りにインプラントが埋入されました。

インプラントが実際に埋入された位置を測定します。この計測値にもとづいて、かぶせ物を製作していきます。

写真上:埋入されたインプラントとかぶせ物をつなぐ装置(アバットメント)が装着された状態。
写真下:ポーセレン(陶材)のかぶせ物を装着した状態。